HOME >  しじみの噂を検証 >  二日酔いに効くって本当?

二日酔いに効くって本当?

このページでは、アルコールなどに対するしじみ効果を解説しています。

しじみのアルコール分解作用

アルコールは、そのほとんど(およそ90%)が肝臓で代謝されます。お酒を飲むと、そのアルコールは肝臓に運ばれて、アセトアルデヒドに分解。アセトアルデヒドは、アルデヒド脱水素酵素により酢酸に変わり、体内を巡って水と二酸化炭素に分解され、尿や汗などになって体の外へ排出されます。

このアセトアルデヒドが残っていると、頭痛やめまい、吐き気といった二日酔いの症状となって表れるのです。

しじみに含まれているオルニチンには、肝臓の「オルニチンサイクル」を活性化して、アンモニアの分解を促進させる働きがあります。それによって解毒作用がスムーズになり、二日酔いになりにくくなるのです。

しじみの薬効の高さは古来から

「土用しじみは腹薬」といわれるように、夏に旬を迎えるヤマトシジミは、胃腸を整えたり、夏バテ予防に用いられてきました。

中国の有名な薬学書『本草綱目(ほんぞうこうもく)』には、「シジミは、無毒、暴熱を去り、目を明らかにし、小便を利し、熱気、脚気、湿毒を下し、酒毒、目黄を解す」と書かれています。また、江戸時代の文献にも、しじみが黄疸の治療に用いられていたという記述が残っています。

事実、しじみに含まれるタウリンは、胆汁の主成分である胆汁酸の分泌を促進させる働きがあります。さらに、しじみにはアドノシン、メチオニン、シスチンなどの物質も含まれており、これらはタウリンとともに、胆汁の流れをスムーズにする役割があります。

黄疸は、胆管が詰まり、胆汁が血液中に流れ出すことで現れますから、胆汁が滞りなく流れることは、黄疸を予防することにつながるのです。

また、しじみに含まれるビタミンB群、とくにビタミンB12には造血作用があります。さらにしじみには鉄分も含まれているので、ビタミンB12と鉄分が同時に摂取でき、貧血の改善にお勧めです。

しじみの代表的な民間療法

しじみを調理するときは、栄養素がもれなく摂れる汁物がおすすめです。とくに、しじみの潮汁や味噌汁には、次のような症状に効能があるとされています。

  • 肝臓
  • 二日酔い
  • 黄疸
  • 母乳の出が悪い
  • 貧血
  • 産後の肥立ち

また、そのほかの民間療法としては、痔核の痛みには、しじみを煮出した汁で温める、喘息や百日咳には、殻を黒焼きにして粉末にしたものを飲むというものがあります。

※黒焼きは、しじみの殻をアルミホイルで包み込み(空気を入れないようにして、2、3重に巻く)、蓋のできる土鍋などに入れて約5~6時間加熱して炭化状態にすることです。

>>滋養成分が豊富なシジミエキスBEST5<<